ワキガの方は耳垢が湿っています。耳垢が湿るのはアポクリン汗腺からの 汗が原因です。 ワキガの方は、耳にあるアポクリン汗腺が多いため耳垢が湿ってしまいます。 ワキガの方は、アポクリン汗腺が多くあるため、ワキや陰部、乳輪など アポクリン線から出る汗の成分が細菌に分解されてワキガの臭いを発生 させます。
耳垢が湿っている人は全てワキガ?
耳垢が湿っている人は全てワキガ?それはNOです。耳の病気や炎症などで 耳垢が湿っている方もおられるからです。 皮脂腺が発達している状態や内耳からの分泌物が異常に多い場合でも耳垢は 湿ります。 しかし耳の中にはエクリン線はありません。そのことから耳垢が湿るのは アポクリン線からの汗が原因で湿るため、ワキガ体質の可能性があります。
耳垢でワキガ体質を判断
普通ワキガ体質の方は、身体が成長する思春期ころになってから気付く 事が多いです。 アポクリン汗腺の数は生まれた時から決まっていて、お子さんの耳垢が 湿っていたりキャラメル状になっている場合はワキガ体質の可能性が あります。 耳の中にあるアポクリン汗腺は、子供のころから発達していて、耳垢が 湿っているのが分かればワキガ体質の可能性があります。しかし、 これも100%ワキガ体質だと判断できません。 中には耳垢が乾いているのにワキガ体質の方がおられます。耳の アポクリン汗腺が少なく、ワキのアポクリン汗腺が多い方です。
ワキガ独特のニオイで判断できる
自分の耳垢が臭いとは思ってもみないこと。耳垢のにおいを嗅ぐ 行為自体をする人とが少ないと思います。 アメ状のベトベトした耳垢であったならば、臭うことも想像できますが、 カサカサの耳垢の方には、不思議なことなのですね。しかし、耳の周辺は、 案外臭いがする場所です。 臭いの代表的なことでよく言われている加齢臭は耳の裏の周辺部から、 かなり強い臭いを発生します。自分では、見えない所なので、気付かない ことが多いところなのです。 ワキガ体質で不安のある方は、自分の耳垢の臭いを嗅いでみてください。 もし臭った場合は、改善が必要です。
耳のお手入れは忘れないで
耳の中にはアポクリン汗腺と皮脂腺があって、ワキガ菌が発生しやすい ところです。 皮脂腺は、肌の乾燥を防いだり紫外線や雑菌から保護してくれます。 皮脂は酸化することで臭いの強い脂肪酸に変化して臭くなります。 加齢臭の臭いも皮脂が酸化した臭いです。 子供を見ていると耳の後ろに垢を付けてる子をよく見ます。案外耳の後ろは 目に見えないところなので洗うのを忘れます。 耳の中の掃除はよく綿棒を使って掃除をするといいますが、綿棒でも太い 綿棒は危険です。掃除をするとき耳垢を耳の奥に押し込んでしまう場合が あります。綿棒の選定には十分注意してください。 耳を丁寧に洗っていない人は多いと聞きます。耳垢は、外に出てくる 性質ですが、放っておいても大丈夫と言うわけにはいきません。 月に1回~2回くらいは掃除してください。入浴時でも耳の周辺や 後ろくらいは清潔にたもってください。
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