ワキガ臭と加齢臭ってどう違うの? 軽いワキガ体質の私は、自分の臭いが加齢臭なのか ワキガ臭なのか判断が出来ない. ワキガの原因はアポクリン汗腺から出る汗が、ワキの 皮膚や脇毛に常在している雑菌が分解することによって ワキガ臭が発生します。 加齢臭は「ノネナール」が皮膚上で生成されて加齢臭の 臭いを発生させます。
「加齢臭」とは 2000年12月に資生堂の研究室から発表
された中年特有の脂臭いニオイの原因が「ノネナール」が
原因であることを発見、この臭いを「加齢臭」と名付け
ました。
「ノネナール」は皮膚表面の毛穴にある皮脂腺という 分泌腺から分泌される皮脂の中にある 脂肪酸(9-ヘキサデセン酸)が分解されるときに生成 される物質がノネナール(正式名称:2-ノネナール・ C9H16O)です。 分解される方法は2つあります。 1.皮膚に生息する常在菌が分解してできる。 2.過酸化脂質によって酸化分解してできる。
加齢臭は身体の老化が原因
この脂肪酸(9-ヘキサデセン酸)は若い人にはほとんど 存在しないものです。 身体が老化することで 9-ヘキサデセン酸が皮膚に多く 蓄積されてコレステロールなどから作られる、 過酸化脂質などの酸化物が増加して酸化分解が 促進されます。 身体の代謝が衰えると老廃物が増えて菌の餌になって 9-ヘキサデセン酸を分解する皮膚常在菌が増加して 加齢臭を発生させるノネナール 加齢臭はおじさんだけではありません。女性でも35歳 過ぎると女性ホルモンの分泌が減少して皮脂が増えて 加齢臭がしてきます。 加齢臭が発生しやすい場所は、首の後ろ、耳の裏、 ワキの下、背中などが発生しやすい場所です。
加齢臭の対策は
洗髪は1日1回はしてくださいね。シャワーで 溜まった皮脂を洗い流してからシャンプーをしてください。
ノネナールを除去して皮脂を抑えるなら、加齢臭対策の
薬用石鹸をおすすめします。